大谷米吉とオウム

会社の大家でもある、大谷米吉さん。たぶん86歳。

現役の鉄骨マンである。鉄のものは何でも作る。

当社のジャンボ鉄板などすべて、大谷さん作である。

一番、困るのは、値段がわからないことだ。発注しても、いくら??と聞くと

そんなもん、作ってみなきゃわからね~だろ!!と一括。

商品が出来上がってから、いくらになったと聞いてみると、そんなにすぐに、わかるわけね~だろう!!とまた叱られる。。

商品を納品してから、数ヵ月後、いきなり請求書が届く。。 え~~っ。高ええっ・・?と言うと、いやなら返しな。。

と又一括。。 しぶしぶ料金の支払い。。

現在も巨大なオーブンを製作してもらっている。。一体いくらになるのだろう。。恐ろしいな~

大谷さんは、なかなかの、つわものなのだ。 一生かかっても大谷さんには、かなわない。。 仕方がないな。

大谷さんは、30年も連れ添っているオオムがいる。

名前を聞くと。

名前なんかねえ。。

オウムだ。。と涼しげな顔で言う。

30年も名前を付けてもらっていないのだ。。やっぱり大谷さんはタダものではない。。ほんめに。。

愛する妻M子がかわいそうにと、つい最近ピーちゃんと名前を付けてあげた。この名前もなんだかな~

だけどオウムは長生きするんだな~。。すっげ~な~・・

写真は、若い方の薄いピンクの オウムだ。。 もう一人のオウムは青いオウム。。

大谷さんがピンクの方のオウムは、人間に、慣れないから、くれると言ってる。。

なんでも80万位するそうだ。。 だけどしばらくは、餌をあげながら様子を見ようっと。。

大谷米吉おそるべし。。

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